(学びの五輪書)上段の構え

20年後の未来のために、青山プレップスクールです。


前回の記事 (5つの構え) では、

5つの構えの概略をお話ししましたが、

今日はそのうちの、上段の構えについて、具体例を用いながら説明します。









で、

いきなり、びっくりしますね。


これが、『上段の構え』です。


そのままバッサリ、上から下へ。







数学も、上からズバッと斬り下ろしてみますね。


『GMAT QUANTATIVE REVIEW 2ND EDITION』より


40. If 3-x = 2x -3, then 4x=

(A) -24
(B) -8
(C) 0
(D) 8
(E) 24

与えられた方程式をそのまま解いて、

3x = 6
x=2
4x=8

答え: D


簡単ですね。

もう一問。


37. An automobile's gasoline mileage varies, dependeing on the speed of the automobile, between 18.0 and 22.4 miles per gallon, inclusive.  What is the maximum distance, in miles, that the automobile could be driven on 15 gallons of gasoline?

(A) 336
(B) 320
(C) 303
(D) 284
(E) 270

一応、粗訳しておくと、、、ある自動車の燃費は、スピードによって1ガロン当たり、18マイル~22.4マイルの間で変化する。15ガロンで走れる最大の距離は?

最大を知りたいのだから、22.5マイル/ガロンの方で考えればいいですね。
15ガロンあるわけだから、22.4x15=336

答え: A



素直に解いていけばいいだけですので、とても簡単です。

こうなると、単なる反射神経の勝負になって、
計算の遅いぼくなどは、大抵の人に太刀打ちできないことになってしまいます。


実は、ぼくが遅くなってしまうのは、他にも理由はあって、

絶えず、

□ 問題の読み取りに間違いがないかチェックしながら読んでいる

□ 簡単に求められる方法がないか、探している

と、余計なことをしているためでもあります。


しかし、それによってついてしまう差は、大したものではありません。
(数秒程度)


この数秒の手間をしている分だけ遅くなるのですが、
少し問題が難しくなった場合には、
この数秒のロスは、場合によっては分単位の時間短縮や正確性のアップにつながってきます。



次回は、中段。



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